モハ164 500番代も登場…しかも、これが最後じゃない!?

 モハ164 500番代はモハ164の非パンタ側に回送運転台を設け、屋根上に前照灯とMG風洞を持つ独特の外観でした。当初の目的は165系との組成ではなく、編成中のM車が足りずにスジに苦労した東海道山陽の153系の増結用。途中駅での解結のために求められたのが回送運転台付きモハ164 500でした。昭和37年二次債務予算で製作された14輌が一族のすべてで、オリジナルDT32など各部に165系初期車らしさが見うけられます。

 宮原に配属された11 輌は昭和38年10月改正で「比叡」「びんご」「鷲羽」の153系10連にクモハ165+モハ164 500を増結する形で使用を開始。運転台付きの特性を生かし「びんご」「鷲羽」では岡山回転車として使用されています。この2連ユニットは岡山の引き上げ線の関係から、方転してクモハが下り方を向くのも異色でした。一方、新前橋に新製配置された3輌はその後長野に転じ、ヨンサントオの169系化の際に再び新前橋に転出しています。




■モハ164 500 Aタイプ:屋根上の前照灯とMG風洞、さらに回送運転台と独特な外観の500番代。他は台車を始め165系初期車らしい装備。ヒューズ箱一枚蓋がA-1タイプ、分割蓋がA-2タイプとなります。

 モハ164 500の冷房化は昭和44〜52年と五月雨式に行われましたが、冷房化前から回送運転台を生かした運用はなくなり、上越線、飯田線、千葉さらにパンタグラフをPS23に変更した後は中央線など様々な線区で他のモハ164と混用され、全車がJR東日本およびJR東海に引き継がれました。
■モハ164 500 Bタイプ:AU72を搭載して冷房改造された形態。新潟、黒磯から下関まで広範囲に使用された時代で、私は「佐渡」に入っていてびっくりしたことがあります。ヒューズ箱一枚蓋がB-1タイプ、分割蓋がB-2タイプとなります。

 モハ164 500キットの価格は各タイプとも62,000円+税。当店の通例で車輪、ビスやカプラーなどは含まれておりません。注文生産のため、ご希望の方はコチラを御一読の上、Eメールで11月5日までにご予約ください。またモハ164 500購入ご希望の方でユニットになるクモハ165をお持ちでない方のためにクモハ165、さらにクハ165を再生産します。ご希望の方はコチラのクモハ165原型クモハ165冷房車クハ165系原型クハ165冷房車の各リストの中からご希望のタイプをお選びになり、モハ164 500と合わせてご注文ください。価格は各タイプとも63,000円+税となります。

 これで延々と作ってきた165系の模型化も最終回…と思いきや、実はまだ出るんですねぇ😜 ちょっと間が空きますが、次の車種にもご期待くださいね〜。