まだまだ続く石炭車😉…セキ1000の出番です

 明治、大正と作り続けてやっと昭和の石炭車に辿り着きました。といっても昭和一桁…石炭車の歴史は長いですね…。昭和4(1929)年に登場したセキ1000は戦時下の大増産時代に輌数を伸ばし、昭和19(1944)年までに1480輌が製造されました。セキ600と似た車体ですが、胴受けが端梁の下になり、開戸や側板等各部の寸法も異なります。台車はTR18の軸距を伸ばしたTR20。アーチバーではもっとも優美なデザインのこの台車を新規製作しました。初期のセキ1000〜1199は側板縦補強3本で、大量生産されたセキ1200〜2479は補強が2本となりました。後に105輌がホキ400に改造されています。


■セキ1000初期車:セキ600の流れを汲む車体ですが主台枠位置が変わり、連結器は端梁の下に。

 北海道に限らず中国地方や筑豊でも使用輌数が多く、山陽本線でD52が牽く伯備線からの石灰石列車では初期車も混じってますね。生石灰輸送の防水仕様は首都圏でも走りました。また道内炭鉱鉄道へも払い下げがあり、明治の古典機との組み合わせもオツであります。廣瀬さんのサイトに生き残った大夕張セキ1000 の詳細があります。国鉄に残った車輌は交流電化に合わせて留置ブレーキのハンドルを妻板に移設するなどの変化があり、ヨンサントオ以降黄帯に。1975年、蒸機の終焉と時を同じくして廃形式となりました。

■セキ1000量産車:大増産時代に登場して1000輌以上が製造された戦前製石炭車の決定版

 今回製作したキットは、古典機が健在で本線も蒸機全盛だった時代。交流電化対策以前の炭箱上に開戸と留置ブレーキハンドルがある形態です。車輪が別購入になる他、入手が容易なビスや真鍮線などは付属しません。
 セキ1000キットの販売形態は
●縦補強3本の初期車+縦補強2本の量産車の2輌セット \46,000円+税
●縦補強2本の量産車2輌セット 44,000円+税
の2種類です。ご希望の方はコチラを御一読の上、2019年1月8日(火)までにEメールでお申し込みください。