オロネ10キット…数輌がまとまった場合に再生産します

最初にオロネ10を生産して以来15年。3タイプを作りましたが、ここ最近、再生産を希望するお客様がちらほらいらっしゃるため、ご希望の方を募り、数がまとまった場合のみ、再生産することに致しました。






昭和31年から製造の始まった10系寝台車ですが、当時はハネの両数拡大が第一義で、ロネは多数在籍した戦前からの優等寝台車と戦後増備したマロネ40/41で賄う方針でした。その後、戦前車の老朽化と寝台列車の増発からオロネ10が昭和34年に登場します。同時期に製造されたナロネ21と多くの設計を共用し、20系同様冷房用ダクトが通る高くて深い屋根のため、オロネ10は他の10系客車と大きく異なる印象の車輌でした。寝台配置は1950年代の2等寝台(→1等寝台→A寝台)として代表的なプルマン式で、この寝台配置は1980年代までの標準的なものです。
オロネ10は製造年度によって細かく内容が異なりますが、車体外観では
a) オロネ10 1〜67 非常口窓のない原型
b) オロネ10 1〜67 a)の更衣室窓を非常口に改造したもの。昭和38年以降
c) オロネ10 68〜91 最初から非常口が設けられているもの
となります。b)とc)では非常口形状が異なります。
FABでは過去各タイプを製作しましたが、今回、生産を考慮しているのはb)の非常口改造車で、輌数的に全輌数の70%以上を占め、ぶどう色2号、青15号ともに存在して中庸を得ていることから、このタイプとしました。EG車/蒸機暖房車は作り分けが可能です(EG部品は別売)
またオロネ10は当初の発電動器(円柱形)が1970年代にはインバーター仕様(角形)へと改造されていますが、旧製品同様、今回も注文時にどちらのタイプかを選んでいただくことにしました。

製造に至った場合のキットの価格は59,000円+税となります。ご希望の方は11月15日(日)までにご希望の輌数/発電動器のタイプをEメールにてお知らせ下さい。今回は数がまとまった場合のみ生産を開始するため、11月15日以降のキャンセルはご容赦ください。生産数がまとまった場合/まとまらなかった場合の如何を問わず、お申し込みの方には11月16日(月)に状況をお知らせいたします。