クハ47 50番代

47074_1

お、47074ですね。これも私の大好きな電車であります。横須賀線の電車を地方転出に合わせて単編成化するため、サハ48を制御車改造したのがクハ47 50番ですが、タネ車が昭和5年車、6年車とある上に改造時期で乗務員扉の大きさが違ったり、ロングシートだったりクロスだったり、更新されて台枠覆やリベットが変化と1輌と同じものはない百鬼夜行状態。

50番代と言えば身延線ですが、飯田線にも癖があるのがいました。KDさんはその辺りご存知なので47074、076をばっちり作られてますね。

074、076はどちらも興味深い歴史を持っていまして、いきなり都落ちした他の50番代とはちょい違います。サハ48から47 50番代に改造された後は湘南色になり、なんと上越線に投入。しかも準急草津用として80形と混結であります。C11やC58に引かれて長野原線を走ったわけですが、このときは珍しい両栓。074腰板の栓受けを埋めたところに痕跡が見て取れます。これは行きと帰りでターンテーブルにかけられて向きが変わる片栓のオハユニ71改電源車(片側自連、片側密連:実は工房ひろから発売予定(^^ゞ)からの回路をつなぐためでありました。その後も宇都宮に移動して80形に混じって東北線。さらに静岡に転じて、これまた80形とまじって東海道線ローカルとしぶとく本線に居残り、昭和40年代になって飯田線入りです。電車に歴史あり、ですなぁ。

47076_1

こちらは47076。運行窓がHゴムになってますね。074にはFAB特製(?)静鉄形乗務員扉がついてますが、076はオリジナルのまま。身延線にいたやつもいいんだよなぁ。

ちなみに私の50番代はWesterWieseの西野さんに「えぇやるのぉ?」と言われた「草津」用の074。組み合わせるために80形3枚窓も注文させていただきました(^^;) 工房ひろ月井さん、オハユニ71待ってます! さらにもう1輌は湘南色のクモハ42と組ませるための飯田線仕様奇数車。しかし50番代を2輌作って両方とも湘南色というのもナンですね。スカ色も欲しいところです。