セキ3000/6000…予約完売しました🙇🙇

もともと製作できる輌数が少なかったのですが、セキ3000キットは予約完売となりました。ご予約、ありがとうございました🙇 

 
FABボギー石炭車シリーズ(?)もいよいよ感無量の最終回。すでにブラス、プラの1/87製品が存在するのに出すのかよ〜と普通は思いますよね。私もそう思いましたが、一方で一連の当店石炭車と同じグレードの交流電化対応改造前のセキ3000が欲しいという声もあり、製作することにしました。

 セキ3000は昭和26(1951)年から昭和40(1965)年にかけて2,730輌が製造されたボギー石炭車の決定版です。全溶接車体を持ち、戦前のボギー石炭車の特徴だった妻板の三角穴が塞がれた他、台車もアーチバーからベッテンドルフのTR41となり、時代の変化を感じさせます。最初の200輌は側開戸下端の補強にZ形断面の鋼材を使用。以降の2,530輌が通常のアングルですが、今回は両方のタイプを模型化しています。

 ここまで作り続けた石炭車の製造年が古いだけに新しく感じるセキ3000ですが、青山さんや杉さんが創られた「鉄道賛歌」では早くに廃止になった上芦別や茅沼炭鉱にも登場します。考えてみれば昭和20年代半ばに登場しているので、上芦別や茅沼といえども路線廃止はセキ3000の製造開始から10年以上あと…そりゃ古典機末期には大量に走ってますよね…。北海道はもとより北陸、中国、九州の石炭や石灰輸送等にも使用され、かの布原のD51三重連に牽かれたのもセキ3000/セキ6000です。
■セキ3000初期車:最初の200輌は開戸下の補強がアングルではなくZ断面の鋼材ですが、組立図ではアングルとの差が分かりにくいなぁ。模型を見るとけっこう目立つんですが。また側板上部補強アングル端がセキ1000同様直線状になっているのが初期車の特徴です(除:汽車製)。キットはどちらも製作できます。初期車の中からもセキ6000に改造された車輌もあればホキ2100の種車にもなった車輌もいます。
 
 セキ6000はセキ3000のスプリングレートを変更して空積ともに65km/hを許容するもの(セキ3000は空65km/h、積55km/h)で、模型的には外観は同じです。昭和44年(1969)からの石炭車55km/h制限実施の前から改造が始まり、最終的にセキ3000の半数以上の1,509輌が改造されました。本州、九州はもとより北海道の根室本線以北はセキ6000となり、セキ3000が残ったのは北海道の夕張線、室蘭本線ですね。製品はハンドル位置が炭箱上にある原型で、北海道、九州は昭和40年代前半までのセキ3000が該当しますが、直流電化の中国地方ではヨンサントオ以降どころかセキ6000に改造後でも、黄帯を巻いてハンドル位置が原型のままでした。
■セキ3000量産車:誰もが見たことのある石炭車といえばコレですね。従前の石炭車と異なり、側板上部の補強アングル端は斜めにカットされています。

 キットはビス、真鍮線なども含まれておらず、台車はModels Imon製TR41を別購入になります。価格は初期車2輌セットが41,000円+税、量産車2輌セットが40,000円+税になります。ご希望の方はコチラを御一読の上、3月17日(日)までにEメールでお申し込みください。ただし、製造数に限りがあるため、締切日以前に予約受付を打ち切る可能性があります。その節はご容赦ください。発売は4月を予定しています。