トラクターよもやま話

iseki-porsche お客さんのSKRさんが北海道で撮ってきてくれたトラクターの写真。「ポルシェ308ですか?」と思った方はやりますねぇ。でも、これはイセキ製なのだそう。
 オープンホイールのシングルシーターとくればオールドファンなら1.5L時代のF1を思い出しそうだけど、実はポルシェはクルマを作る前からトラクターを作っていた会社。
 そして1960年代にはイセキが代理店で、北海道を中心に販売したそうな。だけど当時の農業規模では手に余るので、イセキがポルシェのデザインをベースに小型化したのがこいつ。イセキは耐久レースでポルシェ956/962C のスポンサーしてたけど、縁浅からずなのですな。ちなみに308のミントコンディションは4,000万円ほどだそう。ポルシェマニアの方はぜひ!
 で、SKRさんがなぜ写真を撮ってきたかというと、1960年代北海道レイアウト用に1/87のポルシェ308のミニカー(?)を買ったので参考にするためだそう。なるほど。

 レイアウトなりジオラマを作ろうすると困ってしまう代表選手がクルマ。1960年代〜70年代の国鉄蒸機末期を作ろうとすると、同年代の模型はスカイラインやベレットのGT-Rに240ZGだったりと、プレミア車のオンパレード。蒸機が走っていたのは都会ではないので(都会にGT-Rが溢れてたわけじゃないが)、ふつうにパブリカとか初代カローラとかサニーとか、田舎の景色に似合うクルマが欲しいが…売ってない。で、耕耘機なんてのもない…はずなのだが、時代と場所を限定すれば、実はある、というお話であります。
pic12 こういう話になると外せないのがジョン・ディア。緑に鹿のマークはアメリカ人の心の故郷だが、戦後すぐに日本に入ってる。
 生野菜が欲しい進駐軍は大量のジョン・ディアのトラクターを清里に持ち込み、高原野菜の生産を依頼したわけですが、その縁で清里近辺にはいまでもオールド・ジョン・ディアのクラブがあるほど。昭和20年代から30年代の小海線のC56と組み合わせるのにバッチリ。
 清里の萌木の村にはレストア済みの年代モノIMG_1209のジョン・ディアが各種。店主のお友達なので、清里を訪ねた際にはぜひお立ち寄りください。なぜか7台も買っちゃったというセグウェイに乗せてもらえるかも。
http://www.moeginomura.co.jp/

で、ワタシもジョン・ディアなら模型を持ってます。バックマンがジョン・ディアからライセンスを受けてHOスケールの模型を各種作ってる。ゴルゴ13を呼ぶときに使うG型もジョン・ディアの製品であります。この世界も深いです…。
 とりあえずジョン・ディアを愛でつつ、ヤンマーやクボタの模型化を期待したいところですが…HOスケールはムリかなぁ。1/24だとあるんだけど。IMG_1214

*おまけ
最近買ったH-2a 17号機。ホントは24号機が欲しいんだけど…(^^ゞ いまのところスケールモデルと呼べるのはプラッツの1/400、この1/200のレジン製くらい。打ち上げ関連施設はブラスで自作したいところ。SRB-Aとか毎号機変化があるので、せっかくだからレジンの特性を生かして全号機ラインナップしてもらいたいなぁ。

H-2Bはアオシマから1/350プラモが出ていて、レジン製1/200もあり。ISS機材打ち上げを見たあかつきにはこちらも欲しい。ところでロケットで標準的な模型のスケールってないんですかね。HOスケールだとちょっと大きすぎるけど…各社バラバラのスケールって並べて楽しむのに大問題だなぁ、と考え込む今日この頃であります。