ホキ5700最終回は2タイプ+7500!

昨年から様々なタイプを作り続けてきたホキ5700も今回が最終回となります。作るべきものは作りきった感がありますが、それほど大したことでもないか?(^^ゞ

■ホキ5700タイプE
日本セメントが1970(昭和45)年から高麗川に配備して首都圏に登場したのは、小単位輸送用だった九州配備車と異なり、長編成の物資別適合列車用でした。

床下で目を引くのは日車特許のロータリーダンパーを用いた直下式吐出装置。荷卸しの微調整が効くと言われるこのシステムは日本セメント所有車の代名詞でもあり、ホキ5700にとどまらず同社のタキ1900にも採用されています。
製造時の積込口ハッチは大形、集塵口ハッチは小形。集塵口は後に大形ハッチに交換されましたが、ハッチ間隔は製造時の広いままでした。製品は原型になります。

日本セメントは八高線、川越線経由の輸送で、都内に2か所、浜川崎にも包装所があったため、都心部でもお馴染みの車でした。成田空港建設輸送なんてのもありましたね。

■キット価格
単品38,500円(35,000円+税3,500円)
2輌組71,500円(65,000円+税6,500円)
5輛組159,500円(145,000円+税14,500円)

■ホキ5700タイプF
日本セメント高麗川配備車最後の2ロットはタンク上部に手摺を持つ、ザ・日本セメントともいうべき決定版のスタイル。重装備感ありますねぇ。
ハッチはチチブセメントの最終ロット同様、集塵口も積込口と同じ大形で初期〜中期のスタイルに先祖返りしています。吐出口はお約束のロータリーダンパー直下式。

日高の埼玉工場は鉄道輸送の比率が高く、高麗川から国鉄経由では芝浦、隅田川、扇町、高崎、甲府、宝積寺等の包装所、さらにダムなど大量消費の仕向地に向けても直送、継走で出荷されています。
DD51、DE10はもとより中央線のED61、EF64、首都圏全般のEF13やEF15からEF65まで関東圏の機関車なら牽いていない機関車はいないほ東西奔走でした。

■キット価格
単品39,600円(36,000円+税3,600円)
2輌組73,700円(67,000円+税6,700円)
5輌組165,000円(150,000円+税15,000円)
10輌組286,000円(260,000円+税26,000円)

■ホキ7500

荷卸しには空気の供給が必要なエアスライドホッパーですが、設備のない現場で荷役を求められる状況もあります。そこでスクリューコンベアを装備し、荷役を自己完結させたのがホキ7500。1967(昭和42)年と1968年に小野田セメントに20輛、富士セメントに2輛が納入されました。北海道はホキ5700の配属がなかっただけに富士セメントの2輛は異色の存在です。

専用列車ではなく1輛もしくは2輛程度で貨物列車に連結されて運用されますが、小野田の20輛は小口需要に合わせて東北から九州まで全国を転々として多くはJRの時代まで生き延びています。一方、東室蘭所属だった富士セメント(1970年に日鐵セメントへ社名変更)の2輛は1984年廃車の記録があり、運用は詳らかになっていませんが、一世代前のコンベア付タキ3800は釧路北埠頭から帯広、広尾。苫小牧から比布、足寄、様似等に運用されていたため、同様の運用だったことが想像されます。

■キット価格
単品44,000円(40,000円+税4,000円)
2輌組82,500円(75,000円+税7,500円)
今回は新規でスクリューコンベア上部をロストで製作しており、需要の少ない貨車のために高価になってしまいました。すみません。

当店キットはビスや金属線、カプラーは含まれておらず、台車はModels Imon TR41を別購入となります。本製品は注文生産となります。ご希望の方はコチラをご一読の上、10月6日(水)までにメールでお申し込みください。11月中旬までの発売を目指しています。