マニ20/カニ21キット予約受付開始です

長らく時間がかかってしまいましたが、20系電源車第一弾としてマニ20、カニ21キットの予約受付を開始しました。製品は冷却ファンをモーターで駆動し、これまでの20系製品ではなかったほど各部の詳細まで迫っています。
価格はマニ20、カニ21とも90,000円+税。ご希望の方は当店店頭、もしくはEメールでお申し込みください。今回も注文生産とし、5月10日までにご予約いただいた数輌を生産致しますが、生産数に限りがあるため、予約多数の場合は早めに予約を打ち切らせていただく可能性があります。予約の方はhttp://fabtrains.com/cancel/ を御一読の上、注文をお願い致します。
マニ20

■マニ20(明かり取り窓改造前)キット 90,000円+税
1958年に最初の20系編成の電源車として1、51、52の3輌が製造されて「あさかぜ」に投入されました。日車製の1は標識灯掛けが尾灯中心上にあり、標識灯掛けが外側にオフセットされて以降の標準となった日立製51、52と差異を見いだせます。

1960年夏には新設された「はやぶさ」に転用され、以降65年まで東シナに所属しますが、カニ21と混用され、電源車に余裕ができた63年以降は「はやぶさ」「みずほ」「はくつる」「あさかぜ」での写真が残されています。65年には大ムコに転じ「あかつき」用となりますが、ヨンサントオで青森に移り、「日本海」「ゆうづる」に使用。73年に秋田へ移動して「あけぼの」で使用されました。

マニ20は北陸トンネル事故以降、明かり取り窓が設けられていますが、明かり取り窓のない原型での写真は「日本海」「ゆうづる」時代にも存在しています。

今回製作するのは標識灯掛けが外側にある51、52の明かり取り窓がない時代の形態。ブレーキはA制御弁となります。

カニ21

■カニ21 キット 90,000円+税
1959年に「さくら」用として1,51 、52が製造され、この時点では燃料タンクはマニ20の2個に対し、1個でした。その後、カニ21は増備されず、パンタグラフとMGを装備したカニ22が電源車の本命として6輌製造されました。

しかしカニ22は2電源による重量増と製造コスト等から5年後の64年にカニ21の製造が再開されます。以降、日車製として〜27までと、122〜124(自動運転)が製造され、20系電源車の代表作となりました。64年以降の増備車は燃料タンクが2個となり、初期車も同様に改造されています。またヨンサントオに合わせて製造された16〜は縦樋が角形となり、寒地対策として職員用窓が二重窓化されていました。

ほぼ全ての20系列車に使用されたカニ21ですが、今回模型化したのは64年以降の増備車(および初期車の燃料タンク改造後)で、縦樋が丸タイプのもので、ブレーキ装置はA制御弁となっています。