碓氷峠といえば…

上信越道の上り線、横川SAに「んっ??」という気動車(?)があるのはご存知の方も多いんじゃないでしょうか。前はなかったけど、気がついたら突如、出現していました。しげしげ見るとキハ57 26。「お〜さすが碓氷のお膝元。分かってるじゃないの」と思いつつ、なんかおかしいですぞ。57_1前面はホンモノみたいですが、客扉から後ろは車体の裾絞りのところがペキッと曲がっていて、いかにも後から作った造作。ま、お弁当を買って座席で食べながら汽車旅気分、というコンセプトだからそれはそれでいいのですが…高速道で汽車旅気分というのもヘンな話ですけど…前面も…碓氷のキハ57ならシャッターつきのタイフォンカバーですが、こいつはスリット付きであります。聞いたところこの前面はキハ57ではなくて、廃車になったキハ58のものなんだと。ま、同じと言えば同じですが(^^ゞ 細かいと言うとキハ57はキハ58初期車と同じですが、キハ58の量産車(もちろん平板ガラスの方です)とは微妙に違うんですが…。

碓氷峠にちなむ車輌で忘れちゃならないのが、このキハ57。ご存知キハ58の台車を空気バネにした碓氷対策車ですが、昭和36年に登場したものの、昭和38年長野電化で上野ー長野の運用が終わっちゃってますから栄光の時期(?)は短いです。私は西線の「きそ」で見ました(^^;) あちこちに散って四国が最後だったかな。でも縁もゆかりもないはずの四国でキハ57というのも面白い話です。キハ58と同じと言えば同じだけど、数輌のために専用の台車部品を用意しなくちゃならないから面倒だったでしょうね。

57_2キハ82の「白鳥」「はくたか」はEF63時代も走ったけど、キハ57はED42と組んでこその碓氷越えだけにED42に合わせてぜひ欲しい。しかし、この前面…。Rのついた前面に平面のガラスがつくのだからこうなっちゃっうとは思いますが、これを模型で作るのすごくタイヘンです(キハ58も同じなんですが)。角柱のR…運転席窓にかかる部分は半分削れてる…鬼です…(×_×)…しかも運転席窓と助士窓は後退角がついてる(映り込み防止?)ので、窓を取り付ける上部と下部の抉れている部分の奥行きが違います。ホントにオニ…。これをまともに形にしようとするとロストで作って窓ガラスの穴が開いた平板だけ別部品で作るしかないかなぁ。でも、これ見ただけで模型化は引いちゃいそうな…。ちなみにED42時代の碓氷の下り(坂を登る方です)は40分。このくらいがイメージに近い所要時間ですね。煉瓦橋を渡るED42+キハ57(キハ82でもいいけど)。欲しいなぁ。