青い客車…

ナハフ11米国型に精を出していると思いきや、MZ氏が今度は製作中の日本形客車の写真を送ってきてくれました。いや、手が早いです。いつもけっこうなお手前で羨ましい。FABでは私を含めてぶどう色1号、2号の時代を作られる方が多いのですが、MZ氏は60年代後半から70年代の青15号の時代。

ナハ11とナハフ11…。FAB最初の客車キットでプレスボディでした。もう10年前の製品ですが、窓にテーパーがついているのを表現したり、けっこう頑張った覚えがあります。いろいろと考えて。この後のPrecision HOシリーズではさらに精密度を求めて台枠まで表現しましたが、10系座席車はいわゆる普通のキット。ナハ10、ナハ11系列は品切れしてから久しいためか再販のお話もいただきますが、今度はPrecision HOのグレードで予算年度別の違いを作り分けた究極の10系座席車を考えています。そのときは試作車も作りたいなぁ。皆さんも必要ですよね?

スロ54

MZ氏は「だいせん」の再現を目指しておられまして、ナハフ11に繋がるのはスロ54冷改車。Precision HO初期の3番目か4番目の製品でした。おっかなびっくりに少数作ったためにあっという間に品切れになってしまい、ただいま再生産中です(予約完売になってしまいました。ありがとうございました)。スロ54冷改は謎が多くてAU12→AU13だけではなく最初からAU13が載ってるやつもありますね。台車の軸受けや発電動器の組み合わせも楽しいところです。ちなみに1等車/グリーン車の淡緑帯は塗装したデカールシートから切り出して貼っていらっしゃるそう。たしかにこのマスキングは大変過ぎますし、仕上がりを考えれば、デカールの方が良いかも。といいつつ、この長さのデカールを真っ直ぐ貼るのもMZ氏ならではであります。

そして、おっ、スロ62。こちらは上越急行用とか。鋼体化客車が出自なのでスロ54と客扉の幅が違ったり、いろいろ楽しいスロ62ですが、鋼体化客車は一般の鋼製客車とヘッダーの天地方向の幅が異なります(細いです)。その違いも作り分けてありますので、キットをお持ちの方はぜひ比較してみてください。スロ62でもって面白いのはオハニ36(既発売)は鋼体化なのにスハ43形などと同じ幅なんですね。模型ではヘッダーは飾り帯みたいなものですが、実車では車体構造にかかわってきます。オハニ36の側溝がどうなっていたのは興味深いなぁ。Precision HO最初の製品だったスロ62も品切れになって久しいですが、改良製品を再販します。ご興味のある方はご連絡を。

いま作ってるスロ62ですが前回製品の改良型として●北海道形ニセコ用501〜503の再現。これ、入れ換え用手摺りが横を向いている名古屋工場改造の変形車です。オロ61製品でも再現しました(私は信越線用。あぁED42どうしよう…)が、スロ62でもこのタイプはこれまでスケールを通じて作られたことがないのではないかと思います。

それと●水タンクを軽量形に変更。スロ62の模型を見た車両史編さん会の藤本さんから指摘がありまして、鋼体化改造の特ロはオロ61に改造された時点で、ナロ10と同型の丸みの付いた水タンクキセが装着されていたとのこと。いや全く知りませんでした。たしかに目を皿のようにしてキセのシルエットが見える写真を見ると丸い…。さらにLJのS氏(伏せ字だらけですみませんです)が下に潜ったことがあり「丸かったです」と証言も! オロ61製品化の時点で藤本さんからのご意見を反映していますが、スロ62も水タンクを変更したものになりますです。

さらに引っかかってるのがデッキ側便所・洗面所窓がアルミサッシの初期車。このタイプはオロ61、スロ62とも製品がなくて欲しいところですが、ここまで作っちゃうと…少し、悩みます。MZさん、また買ってねぇ〜(^^;)