1/87セキ1キットの続編を作ります

 炭礦鉄道を充実させたくておっかなびっくり作ったセキ1ですが、同好の士も少なくないんだなぁとちょっと嬉しくなりました。でも発売した直後から「バリエーションを作れ!」と、けっこう責められて(?)ます。というわけで年末からお正月休みに続編をしこしこやっておりました。これで私の8100や9200は大喜びしてくれそうですが…(^^;)

 今回は開戸に補強アングルが残った仕様をCタイプとして製作。この補強はセキ1前期型(というか前身のオテセ9500の9500〜9625ですね)製造時の特徴ですが、傷みやすい部位なので長年の間に交換されて戦後まで残ったのはごくわずか。しかもこのCタイプは妻板がオテセ9500→11000改造時の木製増炭板のままです。西尾さんの写真集では見たけど、こんなのが戦後までいたのか? という疑問はごもっとも。ところが…小樽の星良介氏は多くの道内の写真を残されていますが、氏が日曹天塩の一坑で撮影された国鉄標記のセキ126がこの仕様でした。嬉しくなりますね。

セキ1 Cタイプ
側開戸の補強までつくとハリネズミみたいです


 一方、Dタイプは後期型。前回作った後期型のBタイプとは側板補強が異なり、妻板はこいつも木製増炭板です。こんなのもいたんですねぇ。星氏が上芦別の辺渓で撮影されています。後の美唄のセキ4でしょうか? このセキが9200やヤドカリのB6に牽かれたのを想像すると楽しい限りであります。

セキ1Dタイプ
オセテ11000改造時の木製増炭板は独特ですね

 セキ1は開閉する側開き戸のヒンジ数も興味深く、オリジナルのオテセ9500のメーカー竣工写真ではなんと3個。ただしこれはテスト的な要素もあって5個、7個にもできるようになっていたようで、初期車は7個で落ち着きましたが後天的に9個になった例もかなりあります。一方、後期車は最初からセキ600以降と同じ9個。今回の製品ではCタイプが7個、Dタイプが9個です。

 価格はCタイプとDタイプ各1輌の2輌セットで48,000円+税。当店製品の例に習って真鍮線、ビス、カプラーなどが含まれていません。ご希望の方はコチラを御一読の上、1月22日(月)までにEメールで info@fabtrains.com までお申し込みください。発売は2月末〜3月初めを予定しています。