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列車工房スイテ48(37020)キットのご案内です

列車工房からスイテ48(37020)が登場です。
昭和6(1931)年に超特急「燕」用に登場したスイテ37020。従前の展望車は夜行列車に組成されるため、貴賓や高官用の区分け室は隣車のイネに設けられていましたが、昼行の「燕」はそうもいかず、展望車に区分け室を設けたスイテ37020が大井工場で2輛製造されました。開放室と区分け室に室内スペースを割いたために室車掌室がないことも特徴です(後に給仕室に手ブレーキ設置)。昭和16(1941)年にスイテ48に改称されました。

戦後の進駐軍接収解除後、スイテ48 1は「はと」用として整備され、東海道特急に返り咲いた後、昭和32(1957)年にオシ17 5に改造されています。露台の手摺に標識灯が埋め込まれているのが戦後の特徴ですね。一方、接収中に室内を大改造されたスイテ48 2は接収解除後も営業使用されずに標識灯のないスッキリとした外観。藤本さんの「スハ32600の一族」(車両史編さん会刊)によれば、昭和31(1956)年にオシ17 3へ改造直前には釧路工場(!)に留置されていた模様。いったい何のために?? 

スイテ48(37020)キットの価格は50,000円 (税込)。台車を含め一通りのパーツを含みますが、カプラー等の入手容易な部材は含まれていません。 ご希望の方はコチラをご一読の上、12月5日(日)までにメールでお申し込みください。

キハ30/キハ35キット最終生産です

一回こっきりの生産が多いFAB製品の中で多数のバリエーション展開と再生産を行ってきたキハ35系列の気動車ですが、さすがに各種部品在庫の先が見えてきてしまいました。この機会を逃してはもう二度と作れないと思うので最後の生産を行います。ご希望が多い場合は特製完成品も考えています。
今回再生産するのはキハ35初期車、キハ35量産車、キハ30の3種類。キハ35は連結する向きで運転席側妻に幌が付く場合と付かない場合があります。幌付の場合はジャンパーケーブル、幌無の場合はジャンパー栓が付属します。編成を考慮してご注文ください。

キハ35初期車運転席妻幌無 58,300円(53,0000円+税)
キハ35初期車運転席妻幌有 58,300円(53,0000円+税)
キハ35量産車運転席妻幌無 58,300円(53,0000円+税)
キハ35量産車運転席妻幌有 58,300円(53,0000円+税)
キハ30 59,400円( 54,000円+税 )
キハ35初期車運転席妻幌無+キハ30 2輛セット 92,400円(84,000円+税)
キハ35初期車運転席妻幌有+キハ30 2輛セット 92,400円(84,000円+税)
キハ35量産車運転席妻幌無+キハ30 2輛セット 92,400円(84,000円+税)
キハ35量産車運転席妻幌有+キハ30 2輛セット 92,400円(84,000円+税)

ご希望の方はコチラを一読の上、11月15(月)までにEメールでお申し込みください。
発売は12月〜2022年1月を予定しています。
*製品を完成するためにはModels Imon製床下機器、ギア、車輪、モーター、プロペラシャフト、カプラー等が必要になります。
*組立数によって金額が上下するため、特製完成品ご希望の方はメールでお問い合わせください。

WesterWieseキハ20バス窓ですよ!

10系気動車を作り続けてきたWesterWieseが今度は20系気動車に挑戦。
第一作目はバス窓のキハ20 0番代。10系気動車の車体を大型化させて客車や電車並みの居住性を持たせた、その後の気動車の基本となる形式です。
昭和32年度予算で製造された車輛は10系気動車のデザインを引きずってバス窓とDT19台車が特徴で、103輛を製造。
東北から九州まで各地に配属されています。
まだ気動車の塗色変更前の登場であったため、新製時は青と黄カッ色の旧色。昭和34年以降に朱とクリームの新塗装へ変更されています。後天的にDT22Aに履き替えた車輛も数多く存在しました。
キハ20 0番台DT19装備車

WesterWieseらしく綿密なリサーチでの製品化で、前面はもとより床下機器各種を新規製作。実車同様にDT19付きとDT22A付きの2タイプが製品化されます。DT22Cを履く模型は多数存在しますが、DT22Aの模型化は宇宙初でないでしょうか。そんなことないのかな?
製品を完成させるには、イモンギア、IMONNミニモーター、カプラーなどは別購入になります。
価格はDT19、DT22A装備車ともに58,300円になります。
キハ20 0番台DT22A装備車

本製品は注文生産です。ご希望の方はコチラを一読の上、11月13日(土)までにEメールでご予約ください。発売は令和3年12月末頃の予定です。

Wester Wiese トム11000

昭和10年代の代表的な無蓋車トム19000を戦時体制の資材節約バージョンとして、あおり戸と妻板を木製化したのが今回製品化されたトム11000です。基本的にはトム19000から継続生産された車であるため、下回りはトム19000同様で一段リンクの下回りを持ちます。

1940(昭和15)年に1721輛が製造され、昭和18年には戦時の増トン改造されましたが、戦後残った1586輛がトムに復元されました。また昭和30年頃から、側ブレーキの手すりが横位置から縦位置へと変更されましたが、全車は改造されなかったようです。

トム11000Aタイプ
側ブレーキ用手摺横
単品24,200円(税込)
2輛組43,560円(税込)

トム11000Aタイプ
側ブレーキ用手摺縦
単品24,200円(税込)
2輛組43,560円(税込)


昭和30年代になると新型の17t積みトラが続々と登場したことから廃車が進み、ヨンサントウでは高速化不適合車とされ、残存していた200輛程は北海道に封じ込められましたが1970年頃に消滅したようです。

製品は、当時の貨車の標準形である八種軸受を新規に製作するなど意欲的なもので、入れ換え用側ブレーキ手すりでAタイプ(横)、Bタイプ(縦)の2タイプを製品化。踏段は原型と昭和40年代の新形両方に対応。カプラーや車輪は別購入になります。

本製品は注文生産になります。ご希望の方は10月31日までにEメールでお申し込みください。発売は11月を予定しています。またトム19000の車体を戦後木製化したトム39000と、トム11000の戦時形であるトム50000も製品化予定とのことです。

ホキ5700最終回は2タイプ+7500!

昨年から様々なタイプを作り続けてきたホキ5700も今回が最終回となります。作るべきものは作りきった感がありますが、それほど大したことでもないか?(^^ゞ

■ホキ5700タイプE
日本セメントが1970(昭和45)年から高麗川に配備して首都圏に登場したのは、小単位輸送用だった九州配備車と異なり、長編成の物資別適合列車用でした。

床下で目を引くのは日車特許のロータリーダンパーを用いた直下式吐出装置。荷卸しの微調整が効くと言われるこのシステムは日本セメント所有車の代名詞でもあり、ホキ5700にとどまらず同社のタキ1900にも採用されています。
製造時の積込口ハッチは大形、集塵口ハッチは小形。集塵口は後に大形ハッチに交換されましたが、ハッチ間隔は製造時の広いままでした。製品は原型になります。

日本セメントは八高線、川越線経由の輸送で、都内に2か所、浜川崎にも包装所があったため、都心部でもお馴染みの車でした。成田空港建設輸送なんてのもありましたね。

■キット価格
単品38,500円(35,000円+税3,500円)
2輌組71,500円(65,000円+税6,500円)
5輛組159,500円(145,000円+税14,500円)

■ホキ5700タイプF
日本セメント高麗川配備車最後の2ロットはタンク上部に手摺を持つ、ザ・日本セメントともいうべき決定版のスタイル。重装備感ありますねぇ。
ハッチはチチブセメントの最終ロット同様、集塵口も積込口と同じ大形で初期〜中期のスタイルに先祖返りしています。吐出口はお約束のロータリーダンパー直下式。

日高の埼玉工場は鉄道輸送の比率が高く、高麗川から国鉄経由では芝浦、隅田川、扇町、高崎、甲府、宝積寺等の包装所、さらにダムなど大量消費の仕向地に向けても直送、継走で出荷されています。
DD51、DE10はもとより中央線のED61、EF64、首都圏全般のEF13やEF15からEF65まで関東圏の機関車なら牽いていない機関車はいないほ東西奔走でした。

■キット価格
単品39,600円(36,000円+税3,600円)
2輌組73,700円(67,000円+税6,700円)
5輌組165,000円(150,000円+税15,000円)
10輌組286,000円(260,000円+税26,000円)

■ホキ7500

荷卸しには空気の供給が必要なエアスライドホッパーですが、設備のない現場で荷役を求められる状況もあります。そこでスクリューコンベアを装備し、荷役を自己完結させたのがホキ7500。1967(昭和42)年と1968年に小野田セメントに20輛、富士セメントに2輛が納入されました。北海道はホキ5700の配属がなかっただけに富士セメントの2輛は異色の存在です。

専用列車ではなく1輛もしくは2輛程度で貨物列車に連結されて運用されますが、小野田の20輛は小口需要に合わせて東北から九州まで全国を転々として多くはJRの時代まで生き延びています。一方、東室蘭所属だった富士セメント(1970年に日鐵セメントへ社名変更)の2輛は1984年廃車の記録があり、運用は詳らかになっていませんが、一世代前のコンベア付タキ3800は釧路北埠頭から帯広、広尾。苫小牧から比布、足寄、様似等に運用されていたため、同様の運用だったことが想像されます。

■キット価格
単品44,000円(40,000円+税4,000円)
2輌組82,500円(75,000円+税7,500円)
今回は新規でスクリューコンベア上部をロストで製作しており、需要の少ない貨車のために高価になってしまいました。すみません。

当店キットはビスや金属線、カプラーは含まれておらず、台車はModels Imon TR41を別購入となります。本製品は注文生産となります。ご希望の方はコチラをご一読の上、10月6日(水)までにメールでお申し込みください。11月中旬までの発売を目指しています。

ホキ5700タイプD…九州のホキ5700です

 日本セメントのホキ5700導入は1970(昭和45)年の香春配属車が嚆矢でした。今回の製品のプロトタイプです。日田彦山線のD51目当てに実見された方も多いのではないでしょうか。専用列車で門司港、東小倉へ一直線だったホキ3500や一部のタキ1900に対し、香春では少数派だったホキ5700は包装所輸送用に用意されたもので、ハッチは中央のみ大きく、両側は小型の空気抜き。小野田セメント類似の両側吐出口を持ちます。数輛が一般貨物の有蓋車や他のホッパーと混結されるため、模型でも使いやすい存在ですね。北は門司、西は唐津、南は熊本の玉名、東は苅田と北九州が守備範囲でした。ホキ5700は熊本工場のある八代へも配備され、球磨川沿いに肥薩線人吉包装所への製品輸送にも使われています。

 

ホキ5700タイプDキットは
単品38,500円(35,000円+税3,500円)
2輌組71,500円(65,000円+税6,500円)
5輛組159,500円(145,000円+税14,500円)
となります。当店キットには真鍮線、ビス、台車(Models Imon TR41指定)、カプラーが含まれていません。注文生産になりますので、ご希望の方はこちらをご一読の上、9月6日(月)までにEメールでお知らせ下さい。