新製品」カテゴリーアーカイブ

WesterWieseト1のお知らせ

Wester Wieseからト1(二代目)が発売されます。戦前恐慌期の需要に合わせて製造された初の鋼製無蓋車ト20000を戦後に木体化したのがト1。7000輛近くが改造され、全国津々浦々で見られました。ヨンサントオの貨物列車高速化の際には走り装置と短いホイールベースから不適合車となり、残存していた250輛ほどが北海道封じ込めの黄帯と「道外禁止」の装いとなっています。この貨車の特徴はなんといっても短い車体。貨物列車に組成されていると一目で分かる形式です。
価格は単品が20,000円、2輛組が36,000円(いずれも税別)。ご希望の方は4月4日までにこちらをご一読の上、ご予約ください。

まだまだ続くホキ5700第三弾と再生産

新年早々のご案内はホキ5700第三弾。チチブセメント用の後期製造車、タイプCです。昭和45年から47年にかけて製造され、100輌を超える所帯はチチブセメントでは二番目の勢力でした。中央の搭載口ハッチに比べ両側の空気抜口ハッチが小型になっているのは小野田のタイプB同様ですが、ハッチの向きが異なります。チチブセメントでは両側のハッチが小さいこのタイプを多数増備した後、最後に3つすべてのハッチが大きなタイプに先祖返りしています。


荷役設備はタイプA同様にエア配管4本で、ブレーキテコは両側ともブレーキシリンダー真横の配置。ただしタイプAより時代が下がって、タンク底部の補強は線路と水平になっています。タイプAが篭原常備だったのに対し、タイプCは武州原谷に集中的に投入され、秩父鉄道から東上線、八高線、高崎線へと送り出され、関東一円で見られた車輌でした。製品の手摺は原型です。今回のタイプCだけの編成もあるのでしょうが、やはり色々混じっていた方が楽しいので、チチブセメントで最大勢力だった3つのハッチがすべて大きなタイプAも再生産します。それと小野田セメントのBタイプも発売1か月後にして早くも再生産。後になってから「やっぱり欲しかった〜」とか止めて欲しいんですけどねぇ。でも今回はCタイプを作るので一緒に作ることができます。

ホキ5700タイプCキットの価格は
単品35,000円+税
2輌組65,000円+税
5輌組145,000円+税
10輌組250,000円+税

ホキ5700タイプAの再生産。価格は前回同様です。
単品35,000円+税
2輌組65,000円+税
5輌組145,000円+税
10輌組250,000円+税

ホキ5700タイプBの再生産。どれもこれも値段は一緒。
単品35,000円+税
2輌組65,000円+税
5輌組145,000円+税
10輌組250,000円+税

いずれのキットも金属線、ビス、台車(Models Imon TR41指定)、カプラー等が含まれておりません。注文生産となりますので、ご希望の方は1月15日(金)までにコチラを御一読の上、ご希望のタイプと輌数をEメールでお知らせ下さい。

WWキハ12のご案内

Wester Wieseからキハ12製品化のアナウンスがありました。いいですね〜😊

量産化に成功した最初の液体式気動車としてキハ17形は全国に展開されましたが、道東や道北に配属された車輌は雪と寒さとの戦いを強いられます。極寒の地でのキハ11(キハ48000)は耐寒設備が十分ではなく、耐寒性能を向上させたキハ11 100番代が投入されますが、それでも冬季の運用や接客面に様々な問題が発生。更なる耐寒設備として二重窓、エンジンやラジエータ覆いなどを装備したキハ12(登場時はキハ48200)が1956(昭和31)年に登場しました。キハ12の登場でキハ11は道北から道南に移り、さらにキハ22の本格投入で本州に転出しています。

一方、キハ11を置き換えたものの、北海道向けの決定版だったはずのキハ12はそれでも暖房能力不足と判定されてしまいます…もうキリがない感じですが、8500kcal温風暖房機2機の17,000kcalでは能力不足…そこでキハ12の1輌は1958(昭和33)年初頭に試験的に30000kcalの温水暖房機に改造。そのテスト結果が良好なことから、温水暖房機は半年後から量産の始まるキハ22に本格採用されることになりました。そしてキハ12は同じ温風暖房機を搭載するキハ21ともども温水暖房機に改造されています。

当初は稚内、旭川、深川と道北に配置されたキハ12ですが、キハ22の登場で1960年代になると池田に全22輌中16輌が集中配置となり廃車まで20年を過ごすことになります。池田以外では函館、苗穂、北見などにも配置されていました。耐寒性能が良くないと言われたキハ12ですが、池田の運用って日本で一番寒い町の陸別を通る池北線を含むものですよね…なんか腑に落ちないですなぁ。

■キハ12 Aタイプ





今回、Aタイプとして製品化されたのは登場時から程なくして屋根上警笛やブレーキのA動作弁にカバーがついた時代のもの。一部の客車にも採用されたウェバスト式の燃焼式温風暖房機をラジエーター横に装備しています。旧番号(48200)や旧塗装ならこの形態ですね(^^)

■キハ12 Bタイプ






Bタイプは温風暖房機に代わってエンジン冷却水を循環させる温水暖房機に改造後から末期までの形態になります。昭和30年代後半に改造されたと言われますが、1967(昭和42)年の写真では複数が改造済みとなっています。

今回の製品は多くの耐寒装備を新規製作。完成するにはImonギヤ、ミニモーターなどが別途必要になります。価格はAタイプ、Bタイプともに56,000円+税で注文生産となります。ご希望の方はコチラを御一読の上、1月11日までにお申し込みください。発売は2021年3月予定とのことです。また背もたれの低い独特の椅子などはWester Wiese製キハ11/キハ12椅子セット(4,100円+税)が用意されています。こちらは注文生産ではありませんが、品切れの場合もあるためキットと同時にお申し込みいただくのが確実です。

ちなみにウェバストは友達のキャンピングカーにもついてたなぁと思ったら…こういうことだったのね。

ホキ5700第二弾…今度はちょびっと全国区?

ホキ5700…関東だけでは片手落ち(?)なので第二弾は小野田セメントで使用された形態のタイプBです。日本セメントでも同系車が運用されましたが、大型の手摺と重力式の吐出口が小野田とは異なります。タイプBの特徴は両端の空気抜口ハッチが小型になり、エアスライダー用空気配管が2本。吐出口形状もチチブセメントのものとは異なり、タイプAではブレーキシリンダーの両側にあったブレーキテコは今回のタイプBでは1エンドと2エンドに分かれています。また梯子等の細部形状も異なります。タイプA同様にデッキ手摺は原型としました。

前回製品化したタイプAは300輌近くが製造されたホキ5700最大勢力ですが、このBタイプも和43年~45年に大量に製造され、100輌を超える勢力となっています。後年まで運用されていた三岐の東藤原(後天的に中央ハッチ付近が改造されています)が有名ですが、本州では関東圏の厚木(相模線)や巴川口(清水港線)、九州では金田(伊田線→田川線)、津久見(日豊本線)などに常備されるなど、東日本から九州にかけて広範囲に運用されました。九州では蒸機牽引の写真も多く残されています。

ホキ5700タイプBキットの価格は
単品35,000円+税
2輌組65,000円+税
5輌組145,000円+税
10輌組250,000円+税
となります。キットには金属線、ビス、台車(Models Imon TR41指定)、カプラー等が含まれておりません。注文生産となりますので、ご希望の方は12月6日(日)までにコチラを御一読の上、Eメールでご予約ください。

オロネ10キット…数輌がまとまった場合に再生産します

最初にオロネ10を生産して以来15年。3タイプを作りましたが、ここ最近、再生産を希望するお客様がちらほらいらっしゃるため、ご希望の方を募り、数がまとまった場合のみ、再生産することに致しました。






昭和31年から製造の始まった10系寝台車ですが、当時はハネの両数拡大が第一義で、ロネは多数在籍した戦前からの優等寝台車と戦後増備したマロネ40/41で賄う方針でした。その後、戦前車の老朽化と寝台列車の増発からオロネ10が昭和34年に登場します。同時期に製造されたナロネ21と多くの設計を共用し、20系同様冷房用ダクトが通る高くて深い屋根のため、オロネ10は他の10系客車と大きく異なる印象の車輌でした。寝台配置は1950年代の2等寝台(→1等寝台→A寝台)として代表的なプルマン式で、この寝台配置は1980年代までの標準的なものです。
オロネ10は製造年度によって細かく内容が異なりますが、車体外観では
a) オロネ10 1〜67 非常口窓のない原型
b) オロネ10 1〜67 a)の更衣室窓を非常口に改造したもの。昭和38年以降
c) オロネ10 68〜91 最初から非常口が設けられているもの
となります。b)とc)では非常口形状が異なります。
FABでは過去各タイプを製作しましたが、今回、生産を考慮しているのはb)の非常口改造車で、輌数的に全輌数の70%以上を占め、ぶどう色2号、青15号ともに存在して中庸を得ていることから、このタイプとしました。EG車/蒸機暖房車は作り分けが可能です(EG部品は別売)
またオロネ10は当初の発電動器(円柱形)が1970年代にはインバーター仕様(角形)へと改造されていますが、旧製品同様、今回も注文時にどちらのタイプかを選んでいただくことにしました。

製造に至った場合のキットの価格は59,000円+税となります。ご希望の方は11月15日(日)までにご希望の輌数/発電動器のタイプをEメールにてお知らせ下さい。今回は数がまとまった場合のみ生産を開始するため、11月15日以降のキャンセルはご容赦ください。生産数がまとまった場合/まとまらなかった場合の如何を問わず、お申し込みの方には11月16日(月)に状況をお知らせいたします。

ホキ5700…FABハイブリッド貨車シリーズ第4弾です

 レサに始まり、コキ、ワキ/スニ/スユと、しぶとく続くFABハイブリッドシリーズ。第4弾は下板橋ヤード前の模型屋として避けて通れないホキ5700です。川崎のタキ1900と40tセメントホッパーの市場を分け合った日車のホキ5700ですが最初のロットは35tホッパーの流れを汲む凡庸なデザインでした。それが1966(昭41)年に登場した量産車になるとタンク体剥き出しの一目見たら忘れられないスタイルとなります。
 V字状のタンク体は補強のチャンネルだらけ…真鍮で組み立てるのは修行になるのでインジェクションを採用しつつ、繊細さも求められるホッパー上部や台枠は真鍮の組立。床下のエアスライド用の空気配管や吐出口などはキャスト品満載になりました。

 ホキ5700製造時の主な納車先は秩父、小野田、日本セメント。650輌が長年に渡って増備されたために様々な形態がありますが、今回第一弾で発売するホキ5700タイプAはホキ5700最大の顧客、秩父セメント向けに量産初期〜1970(昭和45)年まで製造されました。大きめのハッチが3つ並び、エア配管は4本。ブレーキシリンダー脇に両ブレーキテコがあり、タンク底部の補強板はV字型。首都圏でホキ5700というと、まずこのタイプが頭に浮かぶと思います。八高線のD51、DD51もこれですね。手摺は後に保安度向上改造されました。


















Wester Wiese西野さん撮影。EF16+EF15は上越国境の象徴ですね😉 私はホキばかり連ねた編成のイメージが強いですが、ジェネラルフレイトにも数輌が紛れ込んでることも間々ありました。




















こちらも上越線。タキ1900と呉越同舟(?)のEF64牽引セメント専用列車。上越線にもスジがあったんだなぁ。ダムでも造っていたんでしょうか。

ホキ5700タイプAキット価格は
単品35,000円+税
2輌組65,000円+税
5輌組145,000円+税
10輌組250,000円+税
となります。キットには真鍮線、ビス、台車(Models Imon TR41指定)、カプラー等が含まれておりません。注文生産となりますので、ご希望の方は10月31日までにコチラを御一読の上、Eメールでご予約ください。この後もホキ5700各タイプを始め、エアスライドホッパーを製作していく予定です。