新製品」カテゴリーアーカイブ

Wester Wiese戦災復旧客車の第一弾です

70系系列の戦災復旧客車は種車も3軸ボギー台車の優等車あり、17m国電ありとバラエティに富んでいますが、Wester Wieseから戦災復旧車シリーズの第一弾が発表になりました。電車の台枠を再利用した客車の一群ですが、いろいろ楽しめそうな車種を揃えています。


■スニ73:魚腹台枠からモハ30が種車であることが明らかなオハ70を荷物車改造。いかにも戦災復旧車の外観が泣かせます。価格:46,000円+税

■スニ75 Aタイプ(103、104など):モハ50(クモハ11 400番代)、つまり鋼体化電車を盛岡工場で復旧。側梁を切らずに車端の面白い位置に扉を設けています。価格:46,000円+税

■スニ75 Bタイプ(2015):やはり50系電車の復旧車で内側にトラス棒が残っている珍しいタイプ。後に電暖が取り付けられるなど、長く活躍しました。価格:46,000円+税

■マニ72:昭和24年度に復旧された車輛で、一見、普通の客車のような整った外観を持っていますが、電車が出自だけに微妙な窓の高さ…電暖が取り付けられた車輛もおり、ヨンサントオ頃まで現役でした。価格:47,000円+税

 戦災復旧車は独特なベンチレーターを持っていますが、今回は新規で製作。よく作ったなぁ😳 キットは台車が別購入でカプラーは、Kadee711、イモンカプラーなどに対応。ご希望の方は11月4日までにEメールでお申し込みください。発売は12月中旬予定です。

サハシ165も作ります。でもこれで終わりじゃないです😉

急行用半室ビュフェ車としてサハシ153、サハシ451に続いて昭和38年に登場したのがサハシ165(便宜的に165 0番代と呼ばせてください)。上越線用に昭和38年4月から12輌が製造されました。その後の増備は東海道新幹線開通で余剰となったサハシ153をサハシ165 50に改造することで賄われたため、サハシ165 0は直流急行電車最後の新製ビュフェ車となっています。
■サハシ165 0 Aタイプ
原型を模型化。吊りフックが大きなオリジナルTR69装備の165系初期製造車です。原型では2等室側は両栓となっていました。

投入時の上越急行はサロ2輌の両側にサハシを配した豪華編成でしたが、利用率が高くなかったことから中央東線急行の定期化の歳に新潟の12輌のうち5輌は松本に転属。以降、上越、中央ともにサハシは1輌の連結となり、中央東線ではサハシ165 50と混用されました。

製造当初からビュフェ部分はAU12 x 4で冷房化されていたサハシ165ですが、昭和40年代中頃には2等室部分も冷房化。この際に片栓化されますが、中央東線では編成中の組み込み位置が上越線と異なり、サハシが逆向きで組成されるため、中央線のサハシ165冷房改造車はジャンパ栓の位置が上越と入れ替わっています。
■サハシ165 0 Bタイプ
2等室部分を冷房化した形態。サービス電源以外に冷房用電源も必要となったためMGは大型化。ジャンパ栓は上越線タイプ、中央線タイプの作り分けが可能です。

※ご要望次第ではサハシ165 50の原型、冷改車の製作も考慮いたします。ご希望の方はEメールにてお知らせいただければと思いますが、製造数が少ない場合は予約受付締切前にサハシ165 0のご購入をお奨めすることもあります。

サハシ165 0は注文生産となり、キットには室内のカウンターや調理室部分も含まれています。価格はAタイプ6、Bタイプともに71,000円+税となります。ご希望の方はコチラを御一読の上、10月21日(日)までにEメールにてご予約ください。発売は11月〜12月を予定しています。

サハシ165に続いて165系シリーズ(?)はモハ165、モハ164 500を製作します。それで最後? じゃないかなぁ🤔

サロ165/169各種が登場です

サロ165はサロ152の窓割りをわずかに変更し寒冷地用対策を行った上で昭和38年に上越線準急/急行用として1〜26を、中央東線準急用として27、28を製造。昭和39年暮れに竣工した29は冷房準備車となり、昭和40年の30からは新製時から冷房装備となりました。製造は昭和44年の134まで続き、急行用一等車としては最大勢力となっています。

昭和38年製造分だけが冷房を装備せずTR69原型を履く初期車ですが、昭和42年〜43年に行われた冷房化改造により千鳥配置のベンチレーターなど独特な屋根上となっています。サロ169はサロ165新製冷房車を昭和43年に碓氷対策改造したもので、改造種車となったのは鋼製水タンクを持つタイプでした。

サロ165は入れ替え等を考慮して片側の車端に簡易運転台を設置。増結時や編成内の電気渡りに自由度を持たせるため、簡易運転台側は両栓とされ、これは原型だけではなくAU12を装備した新製冷房車でも採用されました。ところが昭和43年になるとサロだけでなく編成全体の冷房化が進むようになり、サロを跨いだ車両への給電が必要となった結果、引き通しのスペース確保のために片栓化を実施。当キットは作り分けが可能です。

サロ165/169は2連窓の上部にプラスチック製のサンシェードがつき、サンシェードを囲うように水切りを装備するというタイトで模型化しにくい形態を持ちますが、車体同色の水切りは真鍮エッチングパーツ、サンシェードはインジェクションパーツを製作しています。

■サロ165 Aタイプ:1〜28原型 165系の一等車として昭和38年に登場。サロ165の中では唯一オリジナルTR69を履くタイプ。サロ165も他車種同様ヒューズ箱一枚蓋のA-1タイプと分割蓋のA-2タイプがあります。図はA-1タイプです。

■サロ165 Bタイプ: 1〜28冷房化改造 元々のベンチレーター位置にAU12冷房装置を配置し、冷房装置脇に千鳥形にベンチレーターを設けた独特の外観です。そして昭和44年からは片栓化が行われました。ヒューズ箱一枚蓋はB-1タイプ、分割蓋はB-2になります。図はB-2タイプです。

■サロ165 Cタイプ:30〜93 新製時から冷房を装備し、台車がTR69Bに変更されたタイプでサロ165の中で最も輌数の多かったタイプ。唯一の冷房準備車だった29の冷房化された形態も同じです。ヒューズ箱一枚蓋はC-1、分割蓋はC-2タイプ。図はC-1タイプです。

■サロ165 Dタイプ:94〜129 Cタイプ同様の車両ですが、時代の変化で新製冷房車もFRPキセの水タンクとなりました。ヒューズ箱一枚蓋はD-1、分割蓋はD-2タイプになります。図はD-1です。

■サロ165 Eタイプ:130〜134 サロ165の最後を飾るグループはそれまでのAU12 x 6基からAU13 x 5基となり、屋根上の配置が変更されました。

■サロ169:1〜19 169系投入の際、サロは165からの改造車で賄われましたが、すでに一部碓氷対策済みの信越急行用サロ165を改造したのがサロ169です。改造種車のサロ165はAU12、鋼製水タンクを装備したタイプでした。

サロ165/169は各タイプとも67,000円+税となります。もう少し安い価格にしたかったのですが、プラスチック製としてクリアブルーのサンバイザーの金型代が予想以上にかかってしまい…(泣)
ご希望の方はコチラを御一読の上、ご希望のタイプを明記のして、10月21日(日)までにEメールでお申し込みください。発売は11〜12月を予定しております。

 

 

HOスケール初の修学旅行電車製品? 167系が登場です

 165系シリーズ(と勝手に命名(^^ゞ)の第5弾は167系。時代の象徴だった修学旅行用電車の最後を飾る車輌たちです。153系ベースの先達と異なり、1965年(昭和40年)からの製造なので基本は165系。特急車並みに客扉幅を狭めて着席定員を増やす修学旅行用電車の定石を踏みますが、季節列車の使用を考慮して室内設備は165系と略同。従前の修学旅行用電車はパンタグラフ折りたたみ高さを下げるために屋根全体を低屋根としていましたが、167系では165系800番代同様M’のパンタグラフ部のみを低屋根としています。

■Tc165同様に両栓で登場したTc167。下関車は当初デフロスター無です



 第一陣4連x8本が関東地区に投入され、翌1966年度には山陽地区に投入された167系ですが、最初に田町に配属された1〜4の4ユニットはM’にC1000を2基搭載するのに対し、下関に投入された車輌はC2000 x 1基と母体の165同様の進化を見せています。また田町新製配置のTc1〜8はデフロスターを装備しましたが、下関の9〜は当初デフロスターがありませんでした。

M’166 1〜4 CPはC1000 x 2基

M’166 5〜は165の進化同様にC2000x1を搭載



 東京-下関の「わかくさ」「わこうど」、下関 – 京都の「友情」、下関 – 広島の「なかよし」などの修学旅行用列車で運用されましたが、修学旅行用列車と同じスジで長駆、東京-下関を走る季節臨急行「長州」も。充当されたのは下関区の4+6の10連。東京発が347Mより早い20時台で遠くへの撮影行には嬉しい列車ですが、私は末期の昭和48年に乗りました(^^)v 運転時期によっては165系との併結もありましたね〜模型的に面白そうです。

165ではMcが主流でしたが167では制御器等はM167に搭載です

 臨時列車では田町区の167系が中央東線の「アルプス」「たてしな」、東海道の「伊豆」、それに上越のスキー臨などに使用され、1975年3月の修学旅行用列車全廃の後は下関区の車輌は田町、宮原に二分されて臨時列車や集約臨などに使用。宮原に転じた167系は中央西線の「ちくま」「くろよん」やスキー臨が知られています。私の記憶に残っているのは繁忙期の中央線や信越線の165系8連には4連の167系が増結されていた(信越は上野-高崎のみとのことです)こと。湘南色と修学旅行色の混成もオツであります。その後冷房化、湘南色化され165系と混成されるようになります。

ご要望があれば冷改車も製作します。Tc偶数はMG搭載が目立ちますね。修学旅行色のまま冷改された車両もありました

 今回模型化したのはもっとも活躍した修学旅行色の原型時代。田町区は8連もしくは12連、下関区は10連(8連もあり)が基本だった時代です。M’はコンプレッサーの違いで2種類を用意しました。注文生産となりますので、ご希望の方はコチラを御一読の上、Eメールにて9月30日(日)までにお申し込みください。ご要望によっては冷房車も製作しようと考えています。ご希望のある方はEメールでご相談ください。
■価格
クハ167 Aタイプ(原型) 67,000円+税
モハ166 Aタイプ(原型 C1000 x 2) 68,000円+税
モハ166 Bタイプ(原型 C2000 x 1) 68,000円+税
モハ167 Aタイプ(原型) 55,000円+税

 

生まれも素性もアメリカン? レサ900のご案内

 FAB “Gシリーズ”第一弾。「レサ」と名がつく車輌を作るのはレサ10000が最初で最後だと思っていたのですが、コレを作る気になった自分自身にびっくりです。レサ900はGHQ命で大量に作られた戦後の落とし子、レキ1が母体。1964年に在日米軍の要望によって4輌のレキ1が国鉄唯一の冷凍機付きボギー貨車、レサ900へと生まれ変わりました。私がこの貨車を知ったのは、30年以上前の「とれいん」誌に載った松本さんの記事で、英語表記にエキゾチックな印象を持ったものです。


 レキ1のシルエットを保っているとはいえ、台枠以下と構体以外は一新され、一端はDGと冷凍機を収める機械室。床下に燃料タンクを装備し、台車はTR24ながら片押しブレーキでリーフが2列という他に類を見ない仕様です。常備駅は当初は東高島。1965年に横浜港に変更され、1966年には機械室屋根にベンチレーターを取り付け。製品はベンチレーター取り付け後の形態で、横浜港を発駅に、千歳、苫小牧、三沢、岩国や九州各地の米軍基地最寄り駅へ運用された時代です。

 高速走行可能なレサ900はヨンサントオ以降も本線貨物列車に混成されました。冷蔵車の編成の中に2輌連結で東北本線を往く写真が浅原信彦氏の著書で紹介されています。この2輌は奥中山を越えた後に分割されて三沢と千歳行きでしょうか。米軍基地は幹線沿いの所在が多く、ベンチレーターがついた時代に蒸機もしくはDL牽引だったのは東北本線の盛岡以北と北海道、長崎本線と佐世保線だと思います。

製品は台車や床下機器を含むキットで、独特の表記はインスタントレタリングが付属します。ビスや真鍮線など入手しやすいパーツは含まれません。またGシリーズは製品化の難しい車種をあえて製品化しているため、簡単な説明書だけになります。価格は1輌(単品)が44,000円+税、2輌組が80,000円+税となります。ご希望の方はコチラを御一読の上、8月22日(水)までにEメールでお申し込みください。